2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
フォト

« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »

2015年11月

11月26日『おしいれのぼうけん』という冒険

調布市文化会館から調布市図書館に行き、

しばらく読書をした後、吉祥寺に向かい、

武蔵野大学 武蔵野文学館平成27年度公開講座

第24回創作のすすめ

「児童書編集者 酒井京子さんに聞く

『おしいれのぼうけん』という冒険」へ。

ゲスト 酒井京子さん

聞き手 宮川健郎さん

http://www.musashino-u.ac.jp/learning/extension_lecture05.html

http://www.musashino-u.ac.jp/learning/extension_lecture05.html

古田足日さんを訪ねて行かれ、「今の時代(当時)にどういう本を作ったらいいか?」という相談から始まって、古田さんを口説き落とすところから始まり、取材先でのエピソードや、田畑精一さんとの調整にまつわる話など、大人気絵本が世に出るまでの貴重なストーリーが直接担当された編集者の方の口から聴けたことが嬉しかったです。

私は門外漢ですから、絵本に詳しいワケではありませんが、映画ならば多少は知っておりまして、

下水道のシーンが、アンジェイ・ワイダの『地下水道』を彷彿させるなあ……となんとなく感じていたら、やっぱり、田畑さんは、同映画を意識しておられたかも……という話が出てきました。

古田足日さんが当時、取り組んでいらした甲賀三郎の話と、『おしいれのぼうけん』の中に出てくるねずみばあさんとの関連性の話も、非常に興味深いものでした。

宮川健郎さんが、酒井さんのお話をとてもうまく引き出されるので、次々とエピソードが出てきて、もっともっと聴いていたかったです。これは次回の楽しみにしましょう。

『おしいれのぼうけん』の話の後は、いわむらかずおさんの14ひきのねずみシリーズ誕生秘話について話をして下さり、こちらも編集者としての酒井さんの思いが熱く語られました。

そして、最後には紙芝居『あひるのおうさま』(フランスの民話より 堀尾青史さん脚本 田島征三さん画)を、酒井さんが紙芝居舞台で上演して下さいました。

『おしいれのぼうけん』については、酒井さんが「恐すぎるんじゃないか?」という懸念を持たれたそうですが、古田さんと田畑さんがそれを一蹴され、「ねずみばあさんの強さが作品の骨太さを作る」とおっしゃったのだとか。

やはり、【大人ではなく、子どもに向かって創作する】

ということを忘れないように、

そして、面白い作品を産み出すエネルギーを増幅させる出会いを

大切にしようと思います。

今日は子どもに対して語っていくことのむずかしさを

深く深く考える一日になりました。

これは、この先、人生をかけていってもいいくらいの

やりがいがありますね……!

11月26日平成27年度子どもの本に親しむ会「赤ちゃんの時から絵本を」@調布市図書館

朝から調布市文化会館たづくりへ。

今日の調布市図書館主催の講演会を、

前から楽しみにしていたのです。

http://gakusyu.chofu-city.jp/_event/01-14973.html


…………………………………………

平成27年度子どもの本に親しむ会「赤ちゃんの時から絵本を」

田中秀治さん(元福音館書店専務取締役)

会場  調布市文化会館たづくり12F

主催  調布市図書館

…………………………………………


『こどものとも0.1.2』の初代編集長初代編集長の田中さんが、

福音館から出ている絵本をひとつひとつ取り上げながら、

『こどものとも』創刊時の話から、

傑作絵本の創作秘話などをお話し下さいました。

会場には赤ちゃんを抱っこしたお母さんも多く、

田中さんが解説付きで読んで下さる絵本を、

みんなで一緒に楽しませて頂きました。

未就学の子どもたちは、絵はもちろん楽しみますが、

なんといっても、ことばを聞いているということを

お話して下さり、

子どもたちに向けて発信することばを、

土台のしっかりした本物のことばにしなくては……

という思いが深まりました。

この講座を通して、

科学的・心理学的な見地からのアプローチも

大変勉強になりましたが、

なにより、

「子どもたちには、ことばを好きになってもらいたい」と

繰り返しおっしゃる田中さんのことばが

私の胸に深く刻まれました。

また、調布市立図書館は初めてだったのですが、

蔵書が豊富で、映画の資料もたくさんあるし、

非常に使いやすいなあと思いました。

11月22日とじこめやさん展@ガレリア・アノニマ3

ガレリア・アノニマの南夏世さんの『とじこめやさん』展に行って、思わぬLUCKがありました!

それは、南夏世さんも、オーナーのCanna-bissさんも、私も25年くらい前の同じ時期に、京都の左京区周辺に居て、京大西部講堂や、京一会館、イタリア会館、日仏会館などで頻繁に上映された映画を観ていること。

左京区だけではありません。
朝日シネマ、祇園会館、シネマヴァリエテ(フグ料理屋さんの上にありましたね!)、みなみ会館、そして京都駅前にあったルネサンスホールなどなど、あちこちで精力的に上映会がなされていて、当時は体力の続く限り通いまくりました。
そしてCanna-bissさんは、ルネサンスホールでRCSの活動に参加されていたんだとか!
しかも、『ゆきゆきて神軍』の原一男監督の舞台挨拶の日には、Canna-bissさんはもちろん、南さんも私も行っていることが判明!!!

ひゃあ〜〜ぜったいどっかですれ違ってます! 百万遍、元田中、北白川、岩倉……と馴染みのある地名が飛び交いました。

こんな話でメチャクチャ盛り上がり、家に戻ってさっそく昔のチラシファイルから、ルネサンスホールのものを取り出して、写真に撮りました。

かなりコーフン状態でしたので写真がイマイチかもしれませんが、記念にUPしておきます。

愛するジャン・コクトーの『詩人の血』のDVDを自分のおみやげに買って帰りました。



















11月22日とじこめやさん展@ガレリア・アノニマ2



こちらは、ガレリア・アノニマのオーナー、Canna-bissさんが字幕を担当されたスペインの映画、『マジカルガール』(監督・脚本カルロス・ベルムト)のチラシです。






ペドロ・アルモドヴァルが推していて、サン・セバスチャン国際映画祭のグランプリと監督賞、さらにゴヤ賞(スペインアカデミー賞)主演女優賞も獲得している作品なんだとか!





公開が楽しみです!

http://www.bitters.co.jp/magicalgirl/

11月22日とじこめやさん展@ガレリア・アノニマ1

荻窪のガレリア・アノニマで開催されていた南夏世さんの『とじこめやさん』展最終日に行ってきました。
(野坂悦子さんがご案内を下さったのです!)





抽象的でちょっとユーモラスな映像を観ているうちに、だんだん気持ちが鎮まっていくのを感じました。

近所にこんないい空間があったとは……!





マテ茶と手作りの中南米のお菓子もおいしかったです。
ギャラリー内の照明や、立体造形作品も味があり、異世界ができていましたよ。

とっても居心地の良い異世界でした。



11月21日「没後25年日影丈吉と雑誌宝石の作家たち」展@町田市民文学館

先日行った町田市民文学館のつづきです。

「没後25年日影丈吉と雑誌宝石の作家たち」展は、ミステリー好きな人にはかなりオススメ!(~12/20)









会場には幻想的で耽美的な空気が充満していて、何時間でも居たい気分になりました。(正直な話、時間に余裕があればもう一回行きたいです)
『オペラ座の怪人』の翻訳などで日影丈吉の名前を知っている人も多いのでは……?




他にも戦後のミステリ界を支えた江戸川乱歩、横溝正史、城昌幸、山田風太郎などの資料も展示されています。

……そして町田には面白そうな場所がたくさんありますね。









あちこち探索しないといけません。。。

町田市民文学館
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/20150825143124461.html

11月20日おばけリンゴ

先々月、高円寺の古本屋で見つけた『おばけリンゴ』(新水社)。




演劇集団円で上演された同台本は、前に劇場で購入して、充分余韻を楽しんだのですが、この本には谷川俊太郎さん、岸田今日子さん、小森美巳さんがどんな思いで、この芝居を作り上げたのか……ということが書かれていますし、もちろん、小森昭宏さんの楽譜もちゃーんとついてますよ。

そしてね!

皿田圭作さんの装置スケッチに、川本喜八郎さんの衣裳スケッチ、三谷昇さんの装画に、山田幸一さんの舞台写真もあるんですよ。

『おばけリンゴ』は、岸田今日子さんによって企画され、昭和四十九年の夏に、劇団『雲』によって、第一回三百人こどものための劇場として初演されたそうです。

原作者のポーランド人のヤーノシュさんは、谷川俊太郎さんと同い年なんだとか。
(原作は『おばけリンゴ』(ヤーノシュさん作 やがわすみこさん訳 福音館1969)

私は昭和三十九年生まれですので、初演時は十歳。子どもの頃から大人になっても(オバさんになっても)ずーーーっと『おばけリンゴ』に、耳元でゴニョゴニョささやかれている気がしていて、おまけにふっと気を抜くと、秘密警察官たちが歌う「♪ひみつ ひみつ ひみつは はちみつよりもあまい~」が頭の中を駆け巡るのです……。

こりゃあ、どーしたものか!


11月19日気になる樹木と日本人(2015/11/10日経新聞)

植物文化史研究家の有岡利幸先生が、11/10(火)の日経新聞に掲載された『気になる樹木と日本人』という記事を送って下さいました。










有岡先生は、1993年に出た『松と日本人』(人文書院)の仕事でお世話になって以来、ずーっとご連絡を続けて下さり、春と秋には、大阪の枚方の里山で採れた七草を送って下さいます。

記事のお礼のお電話をしたら、次に取り組んでいらっしゃる栗の話になりました。
中でも、三内丸山遺跡の六つの柱の謎については、かなり面白いお話を聞きましたよ!

本が出るのが楽しみですね!

11月18日心よりご冥福をお祈り申し上げます。

宮川一郎先生の奥様のお通夜に行ってきました。

奥様には、折々にさりげなく助けて頂いたことを思い出し、

涙が溢れて参りました。

ギャルリ・ド・ぽえむのゆきこさんに頂いた写真、

スマホのままでしたが、皆さんに見せてさしあげました。

ゆきこさん、ありがとうございました。

87歳になられた櫻井康裕先生が、

哀しみの中にあっても別れ際、

「がんばれよ!」と

私にハッパをかけて下さいました。

今日は宮川先生のお誕生日でもあります。

宮川先生、そして奥様、

宮川先生の周りの皆々様……! 

どんな時にも

いつも励ましのお言葉をありがとうございます。私は

ご覧のとおりの未熟者ではございますが、

今まで以上に気合い入れてがんばりますので

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

奥様、本当にありがとうございました。

心よりご冥福をお祈り致します。

11月17日哀しい知らせ

大変お世話になった宮川一郎先生の奥様の訃報が入ってきました。

ギャルリ・ド・ぽえむのゆきこさんから、ゆきこさんのコンサートにいらした奥様の写真を送って頂いて、この一週間、いつも以上に気になっていたのです。

ご趣味にされていた草木染めの話もよく伺いましたし、もう十数年前に、母から送ってもらった京都の杉の葉染めのシルクのスカーフを差し上げたら、非常に喜んで下さいました。

「若くて元気な足が動く間にいろんな場所へ行っておかないといけませんよ」というハガキを下さったことが、今も胸に残っています。

昨年、宮川先生の7回忌で、私が今、子ども向けの話を書いていると言うと、ずいぶん励まして下さったというのに、なにもご恩返しができていません。

明日18日は、奥様のお通夜で、19日が葬儀と告別式なのですが、18日は宮川一郎先生のお誕生日でもあります。

宮川先生のお墓参りに行こうと思っていたところでした。
なんだかあっという間に時間が過ぎていくように思うのは年のせいでしょうか。

どんどん見送る方が増えてきて、さみしい限りです。

会える時に会える人に会っておかないといけませんね。

11月16日町田市民文学館ことばらんど『だいすき そんなきもちを つたえてくれることば』

先週の土曜日、長谷川知子さんと宮澤乃里子さんと一緒に、町田市民文学館 ことばらんどに行ってきました。






オランダの人気絵本作家マーリット・テーンクヴィストさんが来日され、『だいすき そんなきもちを つたえてくれることば』(金の星社)が生まれた経緯や、オランダの文化や子どもたちの生活について興味深いお話を、野坂悦子さんの同時通訳で、じっくり聞かせて頂きました。




第二部では、野坂悦子さんと木坂涼さんと佐伯恵美さんのぴったりと息の合った朗読と音楽のコンサートがありました。
会場は、終始あたたかい空気に包まれていて、会場を埋め尽くすお客さんも、心地良さげに朗読と音楽に耳を傾けておられました。

タイムマネージメント流行りの昨今、合理的に日常を生きるのも悪くはないかもしれませんが、ときには、こういう時間を持つのもいいなあ~と思いましたよ。平易な言葉で書かれた詩と美しい絵の絵本が、オランダで25万部も売れているのがなんとなくわかったような気がします。
(私はのんびり屋なので、余計にそう思うのかもしれませんが……!)
野坂さんに伺ったところ、この詩と音楽のコンサートはこれからも進化していくそうなので、これからまた楽しみですね!



…………………………………………………………
★こんなイベントでした

来日されるオランダ絵本作家 マーリット・テーンクヴィストさんを迎えて その2◇トークショー&音楽と詩の朗読
『だいすき そんなきもちを つたえてくれることば』
日時:2015年11月14日 15:30~17:00
会場:町田市民文学館ことばらんど 2階大会議室
トークと詩の朗読&オリジナル曲演奏 だいすきの会
野坂悦子さん・木坂涼さん・佐伯恵美さん

後援:オランダ王国大使館







こちらは、今年の春に野坂さんから頂いた『だいすき』です!

11月8日黒テント本公演『オークルチャボット』

仮面劇『BITE』でお世話になった黒テントの久保恒雄さんから、黒テント本公演『オークルチャボット』(12/5〜12/13)のご案内と熱い手紙が!

坂口瑞穂さん書き下ろしの新作は必見!

劇団黒テントHP

http://www.ne.jp/asahi/kurotent/tokyo/



 

bell仮面劇&朗読劇『BITE』の動画はこちらからどうぞ(3分程度です)

   https://www.youtube.com/watch?v=AElASDGhkpg

« 2015年10月 | トップページ | 2015年12月 »