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11月26日『おしいれのぼうけん』という冒険

調布市文化会館から調布市図書館に行き、

しばらく読書をした後、吉祥寺に向かい、

武蔵野大学 武蔵野文学館平成27年度公開講座

第24回創作のすすめ

「児童書編集者 酒井京子さんに聞く

『おしいれのぼうけん』という冒険」へ。

ゲスト 酒井京子さん

聞き手 宮川健郎さん

http://www.musashino-u.ac.jp/learning/extension_lecture05.html

http://www.musashino-u.ac.jp/learning/extension_lecture05.html

古田足日さんを訪ねて行かれ、「今の時代(当時)にどういう本を作ったらいいか?」という相談から始まって、古田さんを口説き落とすところから始まり、取材先でのエピソードや、田畑精一さんとの調整にまつわる話など、大人気絵本が世に出るまでの貴重なストーリーが直接担当された編集者の方の口から聴けたことが嬉しかったです。

私は門外漢ですから、絵本に詳しいワケではありませんが、映画ならば多少は知っておりまして、

下水道のシーンが、アンジェイ・ワイダの『地下水道』を彷彿させるなあ……となんとなく感じていたら、やっぱり、田畑さんは、同映画を意識しておられたかも……という話が出てきました。

古田足日さんが当時、取り組んでいらした甲賀三郎の話と、『おしいれのぼうけん』の中に出てくるねずみばあさんとの関連性の話も、非常に興味深いものでした。

宮川健郎さんが、酒井さんのお話をとてもうまく引き出されるので、次々とエピソードが出てきて、もっともっと聴いていたかったです。これは次回の楽しみにしましょう。

『おしいれのぼうけん』の話の後は、いわむらかずおさんの14ひきのねずみシリーズ誕生秘話について話をして下さり、こちらも編集者としての酒井さんの思いが熱く語られました。

そして、最後には紙芝居『あひるのおうさま』(フランスの民話より 堀尾青史さん脚本 田島征三さん画)を、酒井さんが紙芝居舞台で上演して下さいました。

『おしいれのぼうけん』については、酒井さんが「恐すぎるんじゃないか?」という懸念を持たれたそうですが、古田さんと田畑さんがそれを一蹴され、「ねずみばあさんの強さが作品の骨太さを作る」とおっしゃったのだとか。

やはり、【大人ではなく、子どもに向かって創作する】

ということを忘れないように、

そして、面白い作品を産み出すエネルギーを増幅させる出会いを

大切にしようと思います。

今日は子どもに対して語っていくことのむずかしさを

深く深く考える一日になりました。

これは、この先、人生をかけていってもいいくらいの

やりがいがありますね……!

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