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6月27日『カワと7にんのむすこたち-クルドのおはなし-』おぼまことさん絵本原画展

大好きな野坂悦子さんにお声掛け頂いて
『カワと7にんのむすこたち-クルドのおはなし-』(福音館 作・アマンジ・シャクリーさん&野坂悦子さん 絵・おぼまことさん)のおぼまことさんの絵本原画展(6/23〜7/7)に行ってきました。












おぼさんの原画を見るチャンスなんて、めったにないことですし、会場の下高井戸のギャルリ・ド・ぽえむにも、私の師との思い出がありましたので、6/27(土)の『クルディスタンの夢』というタイトルのイベントにも参加させて頂きました。

おぼまことさんと野坂悦子さんが息のぴったり合ったトークは、茶目っ気たっぷりなお二人の魅力に溢れていましたし、この本をライフワークとして、大切に作ってこられたんだなあ……ということが伝わってきました。


野坂さんの絵本の朗読は、その前に野坂さんからクルドの歴史や文化、政情やクルディスタンの生活哲学をレクチャーして頂いていたので、味わい深いものがありました。

クルドの新年に当たるNewroz(ノールーズ)は、毎年、春分の3/21なのですが、
クルドの人々は、このNewrozの時期には、家族や友人と集い、歌や踊りを楽しむそうです。

Nowrozは、クルド神話に起源があり、『カワと7人のむすこたち』はこの神話をもとにアマンジ・シャクリーさんと野坂さんが長い時間をかけて、ストーリーを練られ、
おぼさんとも何度も何度もやりとりを重ねられ、今年の4月に出版されたそうです。

おぼさんのラフも見せて頂きましたが、ほぼ本番のように細密に描かれており、ただただ圧倒されました……!
また、ダイナミックな画面構成や、クローズアップの手法が、カメラのカット割りのような感覚?(と生意気にも)思っていたら、なんと、おぼさんはアメリカの映画の撮影所でカメラマンの助手をされていたんだとか……!

「思わぬところで、思わぬ出会いがあって……」と、ご自分の数奇な運命について語られるおぼさんは、稀代のストーリーテラーだなあと思いました。
野坂さんがお話を引き出すのが、お上手なのでしょう。
7月と8月に開催されるお二人のトークも楽しみです。









また、個人的にはギャルリ・ド・ぽえむの方と、私の師の宮川一郎先生の話ができたことで、心の中で欠けていたものが少し満たされた気がしました。
先生は濃いコーヒーが本当にお好きで、私もコーヒーが好きなのをご存じで、神保町の事務所に行くと、いつもコーヒーを立てて下さいました……。

そんなわけで、ギャルリ・ド・ぽえむさんのコーヒーは、懐かしく、格別においしかったです。

野坂悦子さんのおかげで、今日は一日、心が満たされました。

今回の絵本原画展は、7/7まで。
11:00〜18:00 日曜定休
最終日は17:00まで。

ギャルリ・ド・ぽえむ
世田谷区松原3-9-18
tel. 03-3325-3403

京王線下高井戸駅東口より徒歩4分

http://www2.odn.ne.jp/poem/

http://gpoem.exblog.jp/

<追記>

翌日、おぼさんからお心のこもったお電話を、

そしてアマンジ・シャクリーさんからは

メッセンジャーにメッセージを頂きました。

なんてハートフルな方達……!

生まれた国は違っても平和を望む気持ちはみな同じ……! 

世界中から紛争がなくなり、だれもが安心して住める世界になりますように! 

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