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2013年9月

9月29日新井晴みさん『エリカ』シナリオ朗読、そして……。

午前11時から亀戸文化センターへ。

新井晴みさんがライフワークにされている

『エリカ』のシナリオ朗読会に行ってきました。

原作は、ルース・バンダー・ジーさん、

イラストは、ロベルト・インノチェンティさん、

訳は柳田邦男さん、原作本は講談社から

出版されており、第二次世界大戦下のドイツで

ダッハウの収容所に向かう列車の中で、

ある母親がとった「生」と「死」の究極の選択

についての実話をもとに描かれたおはなしです。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AB-%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A1-%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC-%E3%82%B8%E3%83%BC/dp/4062124858/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1380476342&sr=8-1&keywords=%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%80%80%E7%B5%B5%E6%9C%AC

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そして、シナリオは布勢博一先生。

新井さんは、いたいけな10歳のユダヤ人の少女エリカ、

50歳になったエリカ、

大らかで人情味溢れるドイツ人の養母ヘレン、

ユダヤ人の実母マルゴットの四役を

お一人で演じ分けられるのですが、

今日の朗読は鬼気迫るものがありました。

NHKの朝ドラ『風見鶏』の頃から

大好きな女優さんですが、

今日は新井さんの底力を十二分に

見せて頂いた気がします。

布勢先生が満身の思いを込めて書かれたシナリオを

演出家もなく、一人で演じきる……ということは、

実はものすごーーーく贅沢なことだと思います。

(ほんとにほんとに……!)

布勢先生の『エリカ』のシナリオは、

セリフはもちろん、際立っていますが、

この朗読では、新井さんがト書きまで

読まれる……というのが魅力の

一つにもなっています。

情景描写だったり、

登場人物のふとした動きだったり……と

なにげないト書きの言葉が

物語が進行していくのにつれ、

静かに静かに重なっていくのですが、

それがある瞬間を越えると

言葉の一つ一つが胸にチクチク刺さり始め、

抵抗しようとしても、ぐいっと『エリカ』の世界に

取り込まれてしまいます。。。。

布勢先生はたくさんの作品を書かれていますが、

私はTBSの昼帯で長く続いた『天までとどけ』が好きで、

橋田賞新人賞の佳作の授賞式の後、

たまたま先生に皿鉢料理を御馳走になった時も、

現実では、家族に恵まれていない自分が

なぜこんなに王道の大家族の話に

惹かれるのかまったくわからないんです……。

などという話をさせて頂きました。

この時、

「それはね……おそらくこういうことだよ」

とその理由を教えて下さり、

どんな状況にいても、ひるむことなく

創作に突き進むためのキーワードを

頂きました。

あんな風に静かに思いやりのある言葉を

連ねる方にはなかなかお目にかかれません。

あの後、すぐに私もやりたかった

昼帯ドラマの仕事に入ることができ、

今、私がどうにかこうにか糊口を凌いでいけるのも

あの時、優しい言葉を頂いたおかげで、

心のどこかに「安心してOK」という灯火を

ともし続けることができたからかもしれません。

ああ、そうでした。あの時、太陽と北風の話を

たくさんさせて頂きました。

北風か太陽かどっちが強いかという話です。

今日は、新井さんのおかげで

また大事なことを思い出しました。

終演後のアフタートークにも、

ご自分の言葉できちんとお話しになる

魅力的な方々がいらしていて、

私も普段はしない話までさせて頂きました。

じつはアフタートークは苦手だったのですが、

こんな風にいろんな立場の方の

ほんものの声を交わし合うというのは

いいもんですね!

最後まで残っていらした

桑山芙紗江さん、神戸の老舗・串乃家の社長の松本巧さんと

新井晴みさんと一緒に撮った写真をUPいたします。

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右から、桑山さん、松本さん、新井さん、そして私。

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こちらは松本さんに撮って頂いた写真。

松本巧さんは、ご自身もチェロを演奏されますが、

今日は「1000人のチェロ・コンサート」について

非常に興味深いお話をして下さいました。

松本さんは、阪神淡路大震災以降、被災した神戸を

元気づけるために、ご尽力されたのです。

「1000人のチェロ・コンサート」についてはこちらをご参照下さい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/1000%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88

そして、東日本大震災で大きな被害を被り、

今もなお苦しんでいる人々のために

またこの「1000人のチェロ・コンサート」が

2015年に仙台で開催されるそうです。

私は不勉強で、カザルスくらいしか知りませんが、

ぜひ聴いてみたいと思っています。

今日、松本さんに伺ったばかりの話ですが、

チェロの奏でる音域は、

人間の声域とほぼ同じだそうですから、

1000人のチェリストが集結すると、

声明や、祈りの声のように

聞こえるのかもしれませんね……。

公式you tubeはこちらから

http://www.youtube.com/user/1000cello

「1000人のチェロが鳴る!」というタイトルで

NHKEテレの芸術劇場でも、

2005年6月19日にOAされたそうです。

新井さんの朗読といい、

「1000人のチェロ・コンサート」といい、

「音」の持つ力って、

コンテンツが巷に溢れ、

情報過多の今だからこそ、

個々のイマジネーションがどこまでも

拡がって、いろんな垣根を超えていきそうな

気がしています……!

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こんなステキな絵ハガキを頂きました。

画家の一面も持っておられる新井晴みさんが

描かれた風見鶏の館の木版画です。

9月17日ありがとうございました!

今回は、京都のお友達や先輩方に

大変お世話になりました。

また名古屋からも、長年に渡る戦友の

中部日本放送の二村久美子さんが

京都までいらして下さり、

本当に嬉しかったです!!

ほぼ、いきなりの連絡にも関わらず、

「ええよ~! どこにおるねん? ごはんしよか~」

と言って下さった皆々様、

孤独にうち震えていた数十年前の日々が

嘘のようです。。。

勝手な話でございますが、「いきなり」というのは

やっぱり堪えられませんね~。

会う時間により深みとスパイスが増す気がいたします。

(いえいえカレーの話ではございません)

また東京にいらした際には、

ぜひご連絡下さいませ。

もっちろん、いきなり大歓迎!です。shine

それから、児童文学者協会の公開研究会では

新たな出会いがたくさんありました。

facebookでお名前だけ存じ上げている方が、

目の前に座られたり、(うたかいずみさんです)

懇親会でお会いしたり、(森くま堂さんです)

中学校、高校と同じ出身校がいらしたり。。。

(って、北森紀子さんなんですけどね!)

同じ業界で周山中学校、北桑田高等学校出身の人なんて

生きている間に巡り会えると思ってもみませんでした~。

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9/6(金)京都教育文化センターにて

北森紀子さんとのツーショット!

あと、笑えたのは、以前お会いしているのに

「はじめまして……」なんてお互い挨拶してしまった方も。

(これはヒミツですcoldsweats01)

おちまさ子さんのけん玉も見事でした~!

ふだん、机の前にばかりいるものですから、

交流会で濃厚なお話をして

狭かった視野も少し拡がりました。

やっぱ、いつもと違うことをやると

違う答えが出てくるもんですね。。。。

昨日、台風18号が来て、

京都をはじめ、各地で浸水や停電など

大きな被害が出ているようで

かなり胸が痛みます。

安否を問う連絡を下さった皆々様、

お心づかいに心よりお礼申し上げます。

天候不順な日々が続いておりますが、

どなたさまもくれぐれもご自愛下さい。

9月11日&12日大原の染谷さんちへ

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久しぶりの京都、やっぱり若い頃にうんとお世話になった

染谷洋始さんとみち子さんにご挨拶なしで帰ることなんか

できまへん……と、叡電の修学院の

駅の近くのスーパーの前から電話をしたら、

みち子さんが電話に出て

「あっちゃん、どこにおるん?」

「あ、プ、プラザ修学院ですけど?」

「ほな、いますぐ迎えに行くわ! 携帯ないさかい、

そこにすわっとり!」

と、電話が切れて、

ものの15分くらいで迎えに来て下さいました。

25歳の頃に北白川パッティングセンターの近くの

白銀荘(取り壊し寸前のアパートに

絵を描いている人やビデオアーティストの

人が住みつき、私もその中におりました)

で知り合って以来、染谷さんの

即断即決にどれだけ助けて頂いたことでしょう!

お目にかかるのは8年ぶり。

「ひっさしぶりですね~!」と

懐かしい染谷さん宅のテラスで、

さっそく比叡山を眺めながら

にしんそばを頂いているうちに

昨日遊びに来ていたような気分に。。。

人間の感覚なんて、そんなもんですね……。

どれだけ時間を共有したかということよりも

どれだけ心から共振したか……が

人と人との間には大事なことで、

それってやっぱ、宇宙の摂理といますか、

スーハーと呼吸をするような

自然な感覚に沿ったもんなんじゃないかなあ~と

アタクシは思うのです。

ま、そんなカタいことは置いといて、

お二人にお会いできて

やっぱりうれしい~!!!

みち子さんは、着物などの古い布で

素敵なタペストリーや、

オリジナリティ溢れるオブジェや洋服を作る作家さんで、

法然院を始め、ユニークな場所で

個展を開催されています。

私は若い頃から、黙々と針を動かし続ける染谷さんの

そばであれこれ話をするのが好きでした。

なんといっても、「答えが出るまで話し続ける……」

というのがよかったですね~。

(ホントによく付き合って下さいました。感謝しております☆)

そうそう、国内のみならず、みち子さんは二年前、

フランスでも個展をされたとか!

残念ながら、私は行けませんでしたが、

凄いパワーです。。。

ご主人様の染谷洋始さんは、

堀場製作所や、大日本スクリーン、

村田製作所などの工業デザインを

数多く手がけてこられたプロダクトデザイナーさんで、

グッドデザイン賞もいくつも受賞されています。

私はお二人から、節目節目にヒントになる言葉を頂き、

その度に少しずつ軌道修正をしてきたように思います。

(まあ、あんまりうまく活用できてないかもしれませんが。。。)

今回も洋始さんのスノビズムに、

みち子さんのポテンシャルの高さに

刺激を受けて、東京を出発した時よりも

ずっと活力が湧いてきました。

もしかすると、洋始さんとみち子さんが作って下さった

おいしいごはんのおかげかも……?

下記に写真をUPしましたので、

どうぞご覧ください。

ちなみに、ハニワは私が昔、

差し上げたものを持っていて下さったのです。(感激!)

帰りにはみち子さんのアトリエの「蔵」に

立ち寄って、作品を見せて頂きました。

「ちょっとずつやで、ちょっとずつ……」

その意味がだんだんわかってくるようになりました。

さあてと、長くて短い人生、存分に味あわなきゃ~!

染谷洋始さん、みち子さん、

ほんとにありがとうございました!

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9月10日京都の夜

昨夜は林千恵さん宅でホームパーティーで盛り上がり、みんなでわいわいしゃべりすぎたのでやや睡眠不足だったが、二村さんは、今、人気沸騰中の『呪い歯 密九号の家』(大人気なので9/23まで延長決定!)http://hicbc.com/event/mitsu9/を担当されているので、早朝から名古屋に戻り、私とちえさんはまったりした後、京都近代美術館でやっている『映画をめぐる美術――マルセル・ブロータースから始める』展へ。 http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2013/399.html

期待していたけど、私はイマイチピンと来なかった。残念!

ちえさんと別れた後、昔、大変お世話になった大先輩と市役所の近くのカフェ・モンタージュで落ち合う。

この店を指定してくるなんて、まるで私の今回の長逗留の目的を見透かされたようで、ちょっと悔しかったけど、いいスピーカーから好きな音楽が流れてきたので、ちっぽけな悔しさなんて吹き飛んで、大切な話に集中した。

私は雑音のある場所で話を聞き取るのはかなり苦手な方だけど、極上の音楽は別。

その後、文化博物館の近くのレストランルナール・ブルーで、わがままをずいぶん聞いてもらったメニューを出してもらって、特にカキをシャンパンかなにかで蒸して、サワークリームっぽいのを添えた前菜は、身体中がとろけそうになるくらいおいしかった!

料理もおいしいけど、意味のある対話はまた格別!

若い頃から、跳ねっ返りでどうしょうもない私に、本質的なことを大局的に視ることを教えて下さった人と、こうしてまた同じ時間を過ごせるのが嬉しい。

最後に下鴨の『伊万里』に連れてもらって、たくさん話して、ここしばらくで無くしたものを取り戻したような気がした。 二年前に伊万里に来た時もそうだったけど、渇いた心が潤ってくる気がするのはなぜだろう? あ〜お酒が飲めたら、もっとなにかを感じるんだろうなあ……。

京都の夜は深い。深い深いブルーです。

カフェ・モンタージュ

http://www.cafe-montage.com/

ルナール・ブルー

http://renard-bleu.newshop.jp/

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9月9日嵯峨野へ

立命館東門周辺から等持院へ立ち寄り、帷子の辻へ出て、大映通りをブラつく。ここでよく撮影済みの脚本を買った。18歳の頃の話。 そのまま三条通りを嵐山方面へ。 知ってた建物がずいぶんなくなっていて、風景は変わったけれど、ここを歩いていると太陽が妙にギラついて感じるのは変わらない。 フラフラ〜っと立ち寄った車折神社がたまたま9月9日は重陽祭ということもあり、賑わっていた。 ここにお参りに来たのも何年ぶりだろう? しばらくして、子どもに絵を教えている林千恵さんが宇治から車で来てくれ、中部日本放送の二村久美子さんが名古屋から急遽合流し、嵯峨野散策へ。 1379269612347.jpg 1379269614367.jpg 1379269615801.jpg 1379269617129.jpg 1379269619587.jpg 1379269620791.jpg 1379269621716.jpg 1379269623276.jpg 1379269624709.jpg 1379269626248.jpg

9月9日無限洞

京都では約30年ぶりに立命館大学の東門の近くにある無限洞という喫茶店を訪ねました。
先日お会いしたイラストレーターのWさんがその辺りにお住まいだった……という話を聞いていたから、気になっていたのもありますが、長い間行ってなかったので無性に訪ねてみたくなったのです。
(まあ、さまざまな思い入れがたっぷりある場所なのです)

店内はまったく変わらず、相変わらず芝居や映画のチラシがたくさん置いてあり、『おにたのぼうし』のとあるページが開いたまま壁に掛けてあるのも、当時のままでした。店内にはウェイトレスさんの姿しか見えなかったけど、おろしハンバーグ定食の味も、後で頼んだアイスコーヒーの味も、まったく変わっていないし、トイレには私がほんの短い間でしたが在籍した音楽サークルのチラシ(?!)がすっかりぼやけてしまっていたけれど、まだ貼ってありました。レジでお金を払って、そのまま帰ろうと思ったのですが、立命館の小ホールで歌った時、この店でバイトしていたSさんが観に来てくれたことを思い出して、「昔、この店によく来ていたんですよ……」なんて言ってしまいました。
すると、カウンターの奥からマスターが出てこられ、懐かしい思いでいっぱいになりました。
田舎から出てきたばかりで、背のびしていた頃の恥ずかしい思い出が蘇り、ちょっとうろたえましたが、やっぱりお会いできてうれしい!
さみしいさみしい日々をこの店でずいぶん埋めてもらいました。

ちなみに私の写真はマスターが撮って下さいました。

Wさん、きっかけを下さり、ありがとうございました!

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9月8日港町ポリフォニー@デザインクリエイティブセンターKIITO

神戸のデザインクリエイティブセンターKIITOで開催された、港町ポリフォニーに行きました。
長年の友、林千恵さんと一緒です。

会場全体に新鮮で、この場を大切に愛しみ、みんなでクリエイティブワークを愉しもう!という空気が満ちていて、穏やかな表情の人が多かった気がします。。。

私はミロコマチコさをのライブペインティングに圧倒されました。凄いエネルギー、そして場が浄化されるような祈りみたいなものも感じました。
他にも、トクマルシューゴさんや青葉市子さんなどのライブもあり、木彫りのラクダを作るワークショップなどなど、いろんな文化がいい塩梅にミクスチャーされていました。


京都に戻り、京都文化博物館の森雅樹さんと千恵さんと三人でまた盛り上がりました。
いい一日!!


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9月7日児童文学者協会公開研究会in関西

児童文学者協会の公開研究会in関西に参加しました。


会場は京都教育文化センター。
左京区に長年住んだ私には懐かしい場所です。
なんと、この日のために、一年前から準備を重ねてこられたとか!!
約300名の参加があり、大盛況でした。
今回は、心に届く届け方について改めて考えるきっかけになりました。

その後、暗闇の中、テクテク歩いて熊野神社のバス停から、201番のバスに乗り、二条駅前へ。暗闇でもテクテク歩けるのは、京大病院でバイトしていた時に身に染み込んだ習性かも……?
二条駅前に、今ハマっているコメダ珈琲店を見つけたので、これからひと息つくところです。

9月4日不知火検校・馬盗人(新橋演舞場)

シナリオライターの多和田久美さんと

新橋演舞場夜の部へ。

演目は『不知火検校』と『馬盗人』。

多和田さんとは、大伴昌司さんのお母様の

四至本アイさんの追悼式で出会いました。

江戸っ子らしく、はっきりものをおっしゃるので、

【意味のない妙な腹の探り合い】

(↑こーゆーの、一番苦手なんですよ~!)

をしなくて済み、ま、平たく言うと、

「駆け引き抜き、ナシが早くて、

本音トーク連発!!」

なので、

とにかく弾みが出てたまりません。

『不知火検校』は、宇野信夫さんの原作。

昭和35年に17代目中村勘三郎さんで初演され、

後に、勝新太郎さん主演で映画化され、

大人気になり、

それが『座頭市』へと続くことは

みなさんよくご存じですよね?

今回の『不知火検校』は、

松本幸四郎さんの「悪」っぷりが徹底していて、

なんだかこのところのどんよりした気持ちが

スッキリしました。

「己のどんより感」を「虚構の中の徹底悪」で

浄化したというのかな?

じつは前日から喉が腫れて、

少々ぐったりしていたのですが、

観終わった頃には、憑き物が落ちたように

元気になっていたから不思議。。。shine

同じモチーフを使った話としては、

井上ひさしさんの『薮原検校』の方が

もっと胸に来るものがあるけれど、

それは、塙保己市という人物を配したことで、

主人公の卑屈な感情を増幅させ、

彫り出して見せたからかも……。

地人会で二回観たけれど、

木村光一さんの艶めかしくも残酷な演出は

素晴らしかった……。

(ううっ、死ぬ前にもう一度あのラストシーンを

観たい!!!)

そして、『馬盗人』は巌谷小波原作の

ユニークな作品。

イヤホンガイドでは、「大人の童話」と

称していたような……?

馬(二人)の花道の引っ込みの時の六方が

コミカルにして大胆で

これもまたスカーッとしました。

帰りは、銀座をブラブラして、いろいろ迷った挙句、

がんこ寿司でのほほん……。

今宵はエネルギーがしっかりチャージされ、

帰りにはどしゃ降りの雨にヤラれてしまいましたが、

風邪っ気なんかすっかり飛んでしまいました!

多和田さん、ありがとう~っ!

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で、なぜかゴミ箱の前で。。。(爆!)

9月3日竜巻

昨夜から今日にかけて、竜巻の起こった場所周辺に住む友人達と連絡を取り合って、安否を確認しています。

わずか数分で、550棟あまりの家屋が破壊され、70人近い人が重軽傷を負うとは……。
被害に遭われた方々は、避難所に避難されているということだけど、中には家財道具が心配だからと、停電の中、ロウソクの灯りだけで、壊れた家屋の中で一晩中まんじりともせず過ごした方もいらっしゃるらしい。
それでなくても、この猛暑続きでみんな体力が弱っているのに、さぞかし辛い思いをされたことでしょう。

まさか自分が竜巻の被害に遭うなんて、今までの常識では考えられないけれど、現実には各地で豪雨による被害が続出するなど、異常気象であることは明らか。。。
竜巻は、スーパーセルという積乱雲が原因の可能性があるという。
積乱雲の底から伸びる漏斗状の雲が現れるのが、竜巻の前兆ということなので、発見したら素早く逃げるようにしましょう!
窓際などはガラスが割れたりして危険なので、頑丈な建物のできれば部屋の中央が良いとか。
普段から、避難場所の確認が必要ですね。

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