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12月14日ウキウキの種

昨日、仕事の合間に川島雄三監督の遺作、

『イチかバチか』を渋谷のシネマヴェーラで観てきた。

(ちなみに川島監督は、公開5日前に亡くなっている)

城山三郎さんの原作も痛快だけど、

菊島隆三脚本×川島雄三監督となれば

意外なところでパチッと跳ねるところが

随所に仕込まれていて、見応え充分。

伴淳三郎さん扮する偏屈で吝嗇な南海鉄鋼の社長と

ハナ肇さん扮する俗物丸出しの東三市長の

丁々発止のやりとりも実に見事!

もちろん、社会風刺も効いていて

痛快この上なし!

ラストのあっけなく儚い終わり方も

川島作品ならでは。

観客席も8割の入り。

川島作品を愛する人と共に

存分に映画を楽しむのが至福のひととき。

邦画監督NO.1は川島雄三、

洋画はインク゜マール・ベルイマン、

これはずっと変わらないだろうなあ……。

家に戻ると、『松と日本人』の著者の有岡利幸先生から

FAXが来ていた。

1月第2週または第3週のTBSの番組に

檜の話をするために出演されるらしく、

12日に清水寺の裏山で取材を受けられたとか。

ちなみに有岡先生は法政大学出版局から『檜』という

タイトルの本を出されている。

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%97L%89%AA%97%98%8DK

今日、先生にお電話すると

声が弾んでおられた。

『図書』11月号の椿の新説について

書かれた話を少ししたが、

先生の語り口が相変わらずユニークで、

話をしながら大笑いしてしまった!

底抜けに面白くて、飾りっ気のない

まっすぐな生き方をされている有岡先生とは

もう二十年以上もお付き合いして頂いている。

今から思うと、たいした経験のない私に

仕事を振ってくださった当時の編集長には

一生頭が上がらない。

仕事はまさに人との出会いが生み出すものだと

しみじみ感じている……。

と、アマノジャクなクセに

こんな殊勝な考えに浸っていたら、

打ち合わせのメールが入った。

相手の方は、私がテレビで見て

「行ってみたい~っ!」

と思っていた純喫茶cafeを指定してくださった!

「OH、ビンゴ!ビンゴ、ビンゴのビンゴです!」

ワケわかんないことを口走りながら

さっそくウキウキしながら、案を練る。

このウキウキ~♪っていうのが

すんごく大事なんだろうなあ、何事も。。。

45歳で夭折した川島雄三よりも

馬齢を重ねてしまったけれど、

できれば長く生き長らえて、

死ぬまでウキウキの種を

吸ったり、吐いたりし続けようと

思っていますので、

みなさん、よろしくお願いします!

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