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12月26日魔女とたまごとお月様

午前中、大きな荷物をロッカーに放り込んで

両国のシアターχへ。

松田悠八さん、田中貴大さん、ねこちゃんと

円・子どもステージNO.31『魔女とたまごとお月様』

(作・別役実さん 演出・國峰眞さん)の12時からの公演を観る。

これは、演劇集団円とシアターχが提携して行っている。

私は、円の子どもステージは、

2003年の阪田寛夫さん原案、宋永徳さん作、

小森美巳さん演出の『まどさんのまど・まだ』と

2007年の別役実さん作、小森美巳さん演出の

『青いことりなぜ青い』以来。

『まどさんのまど・まだ』は

御招待下さった方のご配慮で

舞台前のさじき席で子どもたちにまじって

最前列で体育座りで観たのだが、

なんともまあ手作り感溢れる舞台に感激して

心から楽しんで、CDまで買ってしまった。↓

http://www.na2.co.jp/akmain/A150010t.html

(のちのちどれだけ役に立ったことでしょう!)

今日の舞台は、別役さんの不条理な世界観が

あますところなく繰り広げられていて

クスッという笑いが自然に起こる仕掛けが

施されていた。

親子向けだから、子ども向けだからといって

けっして甘いだけのストーリーではないところに

共感した。

役者さんたちの間もうまく、

脚本をこなして演じておられたと思う。

(子どもたちが絶妙のタイミングで

「クスッ!」と笑っていました。

高度なワザですね!)

この劇の企画をされたのは

岸田今日子さん。

私が最後に岸田さんを舞台で拝見したのは

2005年にシアター・トラムで上演された

『オリュウノオバ物語~中上健司作 千年の愉楽より』だ。

岸田さんが灯火を持って舞台を廻られると

それだけでなにかが起こるような気になって

ぞわぞわした……。

何も言わなくてもあんな風に人の心を

大きく揺さぶる役者さんは貴重な存在……!

心に残る舞台でした。

今回、衣裳がすごく凝っているなあ……と

チラシを改めて見たら

緒方規矩子さんだった。

東京に来たばかりの頃、

横浜ボートシアターの遠藤啄郎さんの弟さんと

エッセイの朗読をラジオ番組にする仕事を通じて

交流があった関係で、一時期横浜ボートシアターの

芝居を何作か観ていた。

いつだったかもう忘れてしまったけれど、

横浜の港に浮かんだ船で上演された

『王サルヨの婚礼』を観た帰り、

大森の遠藤啄郎さんのご自宅に

泊めて頂いたことがある。

その時に奥さまである

緒方さんのデザイン画(原画)を拝見した時の

衝撃といったら!

二十代初めにエルテやビアズリーに

深い深い思い入れを持っていたので

緒方さんのデザイン画には

痺れまくった……!

今日はカッコウと妖精の衣裳が特に素晴らしかった!

(主役ではないけれど……)

ここ最近、美しい絵、美しいかたちに飢えており、

そーとーな飢餓状態だったので、

今日は堪能させてもらいました。

観劇の後、松田さんの引率で

両国の玉屋(そば屋)へ。

私は玉屋定食(そばと天丼のセット)を食べた。

甘辛いつゆがおいしい!

東京はやっぱ、

そばとうなぎとお寿司と天ぷらが

おいしい~!!!

ああ、思い出した!

シアターχで遠藤さんが講座(講演?)で

話をされた時にも行かせてもらった。

あの時の話は、ものすごく役に立っている。。。

(方法論とオリジナリティの話でした。今でも覚えている!)

やはり、ピン!と来たら

即行動あるのみ。

来年もこれでいこう!

みなさま、よい年をお迎え下さい。

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