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7月15日水戸黄門

数日前。

恩師・宮川一郎先生の夢を見た。

なにか言いたそうにしておられたけど、

なんだかわからず、

じーっと耳を澄ましていると

「あつこ、こんなことを言うのは気が引けるけど、

昼夜逆転して良いことはないよ」

とひとこと。

あとは、黒い車に乗ってしまわれた……。

今朝、水戸黄門が終わるというニュースが

Yahoo!で公表されるや否や、

仕事仲間や、友人から連絡が沢山入った。

あまりに大勢の人から連絡があり

驚いた。

「早く時代劇を書けるようにしないと」

と神田の寿司屋でハッパをかけて下さった

宮川先生。

宮川先生の門下には、

優秀な人が多いけれど

私は全然いい弟子ではなかった……。

たった一度だけ、

結末がつかない水戸黄門を書いた。

あの時も

宮川先生は、わがことのように心配して下さり、

出来上がった後は、嬉しそうな顔をして下さった。

その頃、明治座で水戸黄門の公演があり、

パンフレットにも、私の書いた回のことを

数ページに渡って入れて下さった……。

なのに私は……!

午前中、オフィス・ヘンミの岡崎さんと

少しだけ話した。

付き合いが十数年と長いので

なんにも言わなくても、気持ちが伝わってきた。

夕方。

岡本さとるさんから電話が入った。

大阪出身の岡本さんと京都出身の私。

互いに関西弁でアホな話を交えながら

宮川先生の思い出を語り合った。

胸がぎゅーっと痛くなった……。

不覚にも涙が出そうになった。

CBCの昼帯の企画合宿で籠った天城湯ヶ島の旅館で

宮川先生がお酒をたくさん呑みながら、

浴衣をまくりあげて

水戸黄門の立ち上げを講談調で

話して下さったことが懐かしい。

宮川先生は一通り話し終わると、

泥酔されながらも、

箸袋に「ただひたすら書けよ」と

書いて下さった……。

小学生の頃、

太秦の撮影所を見学して

「ひゃあ、凄いとこやなあ~」と

驚き、クロマキーの装置を何度も試したりした。

大人になってからはガラス越しに

撮影を見て「あの中に入りたい」と願った。

番組終了にはいろいろ事情があると思うけれど、

この湧き上がる寂寥感……。

どうにもおさまりがつかないな……。

「お前さんが来たら、暑苦しい」

と言われるかもしれないが、

近々、宮川先生のお墓参りに行こうと思う。

(乱文ですいません……)

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