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2009年5月

5月27日雨の松本城

昨夜安曇野でつい遅くまで飲んでしまい、予定を一日延ばして、岡谷市のまちこちゃんちにもう一泊させてもらう。

こんなオバハンが厚かましく何日も泊まったというのに、まちこちゃんは嫌な顔ひとつせず、かわいい朝ご飯を出してくれた……。
私にとっては、初めてに近い長旅。
武井武雄さんのファンだと話すと、イルフ童画館にも連れてくれた。
ありがとう、まちこちゃん!

まちこちゃんと別れ際涙がこぼれそうになった。

お昼過ぎに松本に向かう。
せっかくだから国宝の松本城の天守閣に上ったところで、雨がざあざあ降ってきた。

とてもじゃないけど出ていけないくらいの激しい雨。
雷は鳴るし、風はビュービュー吹き込むしで、まるで籠城された姫(?)状態。

仕方がないので開智学校を見ながら、床に座り込み、30分ほどぼーっとする。

しかし、この時間は貴重なひとときだった。

段差がある天守閣の階段を六階まで上ったせいか、身体がポカポカしている。
なのに頭はクリアだ。
城……という処がそもそも、快適にモチベーションを上げるということをものすご~く考えて造られているのかもしれない。

美しい城を後にし、
雨が止んだので松本市立美術館へ行き、柳宋理さんの展示会を観た後、庭の草間弥生さんの巨大フラワーのオブジェを写真に撮る。

実は、田村一男さんの『ゆきのくに』が一番よかった。
静謐な空気。
雪山がもこもこと迫ってくる。


長い滞在をして、時間と空間の感じ方がすっかり変わった。

得たものは大きい。

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5月26日安曇野へ……。

小さな絵本美術館に勤めるまちこちゃんの車で朝から安曇野へ行く。

岡谷から豊科ICを目指して走る道は別天地へ通ずる道。

天気がよかったこともあり、空の青と山の緑が鮮やかだ。

天に届かんとそびえる穂高にはうっすらと雪が残っていて、あまりに高いので空の雲と間違えそうだ。

ダニエル・シュミットの『ラ・パロマ』
でイングリッド・カーフェンがイジドール(役名)と歌うシーンを思い出す。

安曇に着いてすぐ、碌山美術館に行く。
チャペルの鐘の音に耳をすませるまちこちゃんが、可愛らしい。
展示物では『女体』が秀逸。憧憬を素直に顕した作品だと感じた。

お昼過ぎ。
信濃松川駅で講談社引地さんと合流し、山の麓にあるとびきりおいしい蕎麦を食べた後、安曇野ちひろ美術館へ。

ある本をきっかけに、いわさきちひろさんの生涯をここ数年追いかけていたので、ここに来られて嬉しい。

ゆったりと絵を観た後、ちひろさんのご子息の松本猛館長とお話をする。

お忙しい方なのに、長い時間お付き合いを頂いた上に、美術にまつわる興味深い話を聞かせて頂いた。あまり知られていないことであり、芸術家の本質を捉える内容なので、ぜひ、本に書いて欲しい!

帰り際、松本館長は
最近書かれた著書を二冊(『ちひろと一茶』『 失われた弥勒の手 』) も下さった。

話の下手な私なのに……。
帰りには館長おススメの末廣で飲む。

おススメ通り、
キムチとあさりがおいしかった!

次は道祖神をゆっくり見たい。

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5月25日小さな絵本美術館

23日から、小さな絵本美術館に勤務しているまちこちゃんち(岡谷市)に泊めてもらって、夜、二人で岡谷、上諏訪あたりを廻り、鰻を食べたり、温泉に入ったり……。
まちこちゃんの目のつけどころは、かなり独特で、切り返しが見事で、二人してなんでもないことをネタにゲラゲラ笑う。

小さな絵本美術館は、岡谷市と八ヶ岳にあり、実は10年くらい前、岡谷市の方には、ハンス・フィッシャーの原画を見るため、二度ばかり行ったことがある。

今日は八ヶ岳の方に行かせて頂き、朝、周囲を少し散策し、草花の名前をすっかり忘れてしまったことを悔やみつつ、片山健さんの企画展をじっくり拝見した後は、ほとんど一人きりで、一日絵本を読んで過ごし、涼やかな風が吹くテラスで、まちこちゃんお手製のお弁当を頂いた。

なんという贅沢な時間!

こんなゆったりした空間で、たった一人で読むと、言葉がいつもよりしみこんでくる気がする。

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5月23日アンパンマンミュージカル!

朝早くに東京を出発して松本へ。
浅間温泉の近くにある松本文化会館で午後3時からアンパンマンミュージカルを観る。

ムービック・プロモート・サービスの森田さんがご招待下さったのだ。

現場に到着すると、同社の伊熊さんが、待っていて下さった。楽屋から裏を廻ってPA席まで行く途中、少しお話をさせて頂いたが、初対面なのにとても親しみやすい方で、いろいろご親切にして下さり、すご~く嬉しかった!

開演前の会場は、幼い子供達の期待と、若いお母さん、お父さんのウキウキした気持ちではちきれんばかりになっていた!中にはおじいさん、おばあさんと一緒に一家総出で来ている家族も……。

そして、いよいよアンパンマンミュージカルの幕が開き、会場の熱気は一気に上昇!
まだ赤ちゃんのようなちっちゃい子が席を立ち、踊っている。
第一部は『アンパンマンのマーチ』などでおなじみのドリーミングの歌。
なんといっても生で聴くと、ちよさんとかよさんの双子デュオの声が素晴らしい!声量はもちろん、響きがハンパじゃない。声のシャワーが気持ちいい!
歌詞に込められたメッセージがストレートに伝わってくる。
お二人はオペラ歌手を目指し、立川清澄さんにも師事されていたとか。
ドリーミングが歌う『空を飛ぶニワトリ』(タイトル合ってるかな?)には、「一歩踏み出すことが空を飛ぶということなんだ」というような歌詞もあり、う~んと唸った。

第二部は着ぐるみによるアンパンマンとその仲間達のミュージカル。

どーもくんの親子向けの舞台をやった時に着ぐるみを着て、いかに素早い踊りを見せるか……というのが裏テーマで、三本書いたうちの一本はハードロック篇にして、中に入る方には土下座して頼み込んだのだが、今回のアンパンマン達も、切れが良くって早い早い!
しかもダンスが超イカしてる~!
ダンスの度に拍手が起こったほどだ。照明もかなり凝っていて、空間をうまく造っていた。
中でも、ドキンちゃんの照明は表情があり、わがままなのに憎めなくって魅力的なドキンちゃんはやっぱりスカーレット・オハラだ。
ばいきんまんには、以前からやなせたかしさんの愛を感じる。二人のシーンも見事!

ハッチポッチステーションでご一緒した中尾隆聖さんの声を大音量で聞けて良かった~!

今日は来てよかった!
理屈ではなく、正義を行使する勇気を振り絞らなあかん!と思った。

森田さん、伊熊さんありがとうございました。


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5月19日wow!

中野で講談社の引地さんと

主婦と生活社の住田さんと、同社を経て

実業之日本社に行かれる滝乃さんにお会いした。

途中、ひょんなことから大変濃い話になり、

住田さんと、滝乃さんの取材力に圧倒された。

つっこみ方がハンパじゃない!

ワイドショーよりも掘り下げ、

質問の内容も、「知りたいけれど、ちょっと遠慮しちゃうな……」

みたいなことをズバッと訊くのだ。

住田さんは現在、リラクマ等のキャラで大ヒットを飛ばす『ね~ね~』編集部に

滝乃さんは、編集とイラスト・マンガ等を描かれ、(私は滝乃さんのお耽美系が好き!)

これから大人向けの絵本等を作っていかれるそうだが、

実は、お二人は『週刊女性』の編集部にいらしたとか。

なんだ、やっぱり、シロートさんの突っ込み方じゃないと思ったよ~。

おかげで、ものすご~く濃密な時間が過ごせた!!!

瞬時にエネルギーを転換させるのって

パワーが必要だけど、

今が刻一刻と変化していくのを

パッ!と捕まえないといけないなあ……と思った。

目の前にあるものが、今であり

今が、真理。

そして今は常に変化する。

変化を恐れていてはだめだ~!

夜。

ノリでつい、ついパソコンでフリーハンドの

絵を描いていることを伝えたので

j.peg添付メールで送ったら

住田さんから「パッションを感じる!」と絶讃のお返事を貰った!

うれしい~!

色もいいと褒められ、ぐじゃぐじゃになるくらい

嬉しくなった。

恥ずかしいけど

さらけ出してみないと……!

日曜日、中野のtwlで脳みそ夫さんが出ていたので

またまたK社のK子さんとライブに行った話をしたら、

住田さんと滝乃さんは「ぜひ、一緒に!」とのこと。

以前ブログに二人組と書いたが、

どう見ても、脳みそ夫さんは

一人で活動しているようで、

あの日だけのユニットだったのか

それともそれ自体がシャレなのか……?(だったら凄い!)

そんな間違い(?!)をした自分が

おかしくて仕方なく、

くくくく……と笑ってしまう。

反骨の精神を持った人が

少なくなった今、

あんな風に

「行ったら行ったきり」という芸風は

貴重だ!!!

K子さんとは卓球会も予定しているので、

求む対戦相手!!

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5月18日包み込まれる気持ち良さ。

電話で仕事相手としゃべっていたら、なんとなんと

私が27歳の頃、人文書院に入ってすぐに担当させて頂いた

『黄金伝説と仏陀伝』(原田実著)を持っておられることが判明!

聖伝に隠された東西交流というサブタイトルの通り、

まだ東洋と西洋の交流がなかったとされる時代に

黄金伝説と仏陀伝に同じ説話が残っている……というもの。

初めて担当したのに、

当時の編集長はなんの疑いもなく、図版の割り付けまで

ドン!とまかせて下さった。

であれば……と、

一角獣のタペストリーからズバッと大胆に抜かせて頂き、

大きく片面1ページに一角獣を配したら、

黒々としたページがいきなり入るので

製作の方に「コストがかかる」と、あんまりいい顔をされなかったけれど、

でも、仕上がりはスコブる良かった!(はず!)

今も私が大切にしている本だ。

美的センスも、学術的バックボーンもなーーんもなかった私なのに

よく、まかせて下さったと感謝している。

もちろん、期待に応えようと死に物狂いでがんばった。

今の私に、そんな太っ腹なことができるだろうか……?

のちに

立松和平さんが週刊誌に大きく書評を書いて下さったことが

ただただ嬉しかった。

印象的なのは、著者が提供して下さったマグダラのマリアの図版や

地母神の写真。

あの時、感じたものは端的に言うと

「包み込まれる気持ち良さ」だった。

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5月15日追悼三木たかしさん

三木たかしさんが亡くなった。
またもや、才気溢れる人の早すぎる死。

幼い頃からあのドラマティックな旋律に魅了されてきたのに……。

三木たかしさんは、歌謡曲や演歌はもちろんのこと、子供向けの歌にも優れた名曲があり、ジャンルを問わず活躍されているが、曲調がダイナミックに展開し、心が奮い立つ曲が多い。

『最遊記歌劇伝』など話題作を手がけておられるムービック・プロモート・サービスの森田さんが、5月23日の松本のアンパンマンミュージカルにご招待下さった。忙しい方なのに細やかなお気遣いを頂いて感激している。

アンパンマンのテーマソングも三木たかしさんだ。
スタッカートの効いた旋律が謳い上げる
愛と勇気と正義。

『愛と勇気と正義』
そんなものは幻だ!とせせら笑ってリアルなことに専念するのも一つの生き方だが、たとえ遠回りしても、自分の信ずる軸に従って生きていくのがやはりよい。

愚かで結構~!

夜。
youtubeで西城秀樹さんの曲を聞きながら歌いまくる。小学校低学年から後にロッド・スチュワートに出会うまで熱狂的なヒデキファンだった。

今、再び聞くと三木たかしさん作曲の『君よ抱かれて熱くなれ』や『ジャガー』は名作だ。もちろん歌詞も素晴らしいが、曲に血が通っていて、人を愛した時の哀切を痛いほど感じる。

ヒデキに魅せられていたつもりが、絶妙な楽曲の構成に、そして三木たかしさんの心の有り様に魅了されていたのかもしれない……。


他にも岩崎宏美さんの『思秋期』など名曲は多く、もっとたくさんの歌を世に出して頂きたかった。

三木たかしさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。


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5月11日おなか痛い……☆

もろもろ終えて夕方。
女子会のメンバー(AさんとK子さん)とねこちゃんで新宿西口の劇場バイタスへ。

業務用菩薩presents「協力型大喜利~煩悩~」という催しがあり、そこに脳みそ夫さんが出ているので、急遽集結したのだ!

この日は、漫画家のおおひなたごうさんも出演され、漫画で
応戦されていた。

他にも
有名なハガキ職人のあなたの肉野菜さんや、Tスポ新聞記者のM本さん、しげるさんやマヂカルラブリーの村上さん、ドキドキキャンプの佐藤さんなど、強豪がずらり。
席はあっという間に満員!
もちろん、そんなに広いハコじゃないけど、にしても、西口から15分も歩く場所にあるっていうのに……。

開演前、前列の女子軍団がなんどもなんどもメイクを直していたけど、イケメンでも出るのかな?

持ち時間108分の間にみんなで交代しながら協力して108ポイントを稼ぐというもの。

ただし、ジャッジメントは天空の菩薩がやるという趣向。

お題はかなりレベルが高くて、ひねってあった。
映像をふんだんに駆使して、時にはオードリーの若林さんが出題する場面も。

しかし、やっぱり我々のツボは、脳みそ夫さん。

たとえポイントが稼げなくても、あの風刺の効いた鋭い回答に大爆笑してしまった!
タイムリーなネタをザクッ!と放り込むところも素敵だ。

余談だが、
先日、深夜のラジオで、80歳位の女性が昨今のお笑いについて「ギャーギャーと単純なギャグだけで社会風刺がまったくない」と嘆いていた。
そんなお方を
脳みそ夫さんのライブに連れていってあげたら、「待ってました~!」と言われたりして……!

しかし、
おなかが痛くなるまで笑い続けたのは、ひさびさだ。

帰りにみんなで創作和風料理の店に行ったが、ぐったり……。

このところ、体調最悪だったが、疲れも飛んだ!
あ~楽しかった!

しかし、大喜利ライブの間も、
ず~っとメイクを直し続けていた女子達は、いったい……?

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5月2日電車居酒屋~井の頭線の巻~

本や洋服が増えて

どーにもこーにも部屋が汚くて仕方がないので、

無理無理にねこちゃんを誘って

渋谷のロフトと東急ハンズに本棚を買いに行ったその帰り、

井の頭線の中で、ひっさびさに、おもしろい人に出会った!

渋谷から吉祥寺までの各駅停車しかなくて

満員ではないけれど、席はなく

歩き回ったせいで足は棒のようになっていて

疲労がピークに達して、うんざりしていたその時……

「必殺は沖雅也がイチバン美しいんだよね……」

という声が背後から聞こえてきた。

おいおい、また必殺の話かい……と振り返ってみると、

そこには、なんとなく馴染みのある雰囲気の、

でもまったく知らない30代半ば~40代前半の男性が、

缶ビール片手に席に座り、ゴキゲンな調子でしゃべっていた。

赤いヤッケにジーパンにリュックにスポーツバッグ……

というのが親しみの源泉かと思いきや、そーではない。

あの語り口調に、マニアならではの馴染みがあるのだ……。

赤ヤッケ氏は、いきなり

「水戸黄門は、助さんがもっとスケベでなきゃだめだ」

ということを、とつとつと語り始め、

右に座っている女性は、缶チューハイ片手に

うんうんと頷いてあげているのに

赤ヤッケ氏は、自分の語りペースを崩さず、

スポーツバッグから次々と

缶ビールを出して飲み始めた。

そのうち、話は「暴れん坊将軍」へ。

「あれってさあ、見ているうちに、

なぜか吉宗がカッコよく感じるんだよねえ……」

なんて言ってるのが、おかしくて仕方ない!!

そんなのみんな、思っているよ~。

話はまたまた『必殺』に戻ったり、『大岡越前』に行ったり、

『江戸を斬る』に行ったり、『大江戸捜査網』に行ったり。。。

仲間らしき左の青いシャツの人は、なんだか相槌打つのも

メンドクサそうだが、

私とねこちゃん(実は時代劇マニア)はおかしくて、

おかしくて吹き出すのをじっと我慢していた。

言い得て妙!なところもあるし、

なんだか的外れだけど、変にツボを押さえていて

おかしいところもあるし。。。

でも、「必殺では沖雅也さんがイチバン!」というのは

同感、同感。。。

赤ヤッケ氏は、いい気分になってきたのか、

スポーツバッグから、ガラガラと大きな音をさせながら、

ビニール袋ごと缶ビールを取り出し、膝の上に置いた。

30本は入っていたと思う。

中身の入っているのも、飲んだ後のも含めて。

なんだ、次から次から出てくるから変だと思ってたけど、

こんなに持ってたんだ~。

赤ヤッケの人は、

「でね、酒井和歌子のやった奥さん役が、これまたいいんだよ……」

とか言いながらビニール袋に顔を突っ込んで、

中身の入っているのを選別している。

橋幸夫さんや、中村梅之助さんの話になり、

『遠山の金さん』で話が落ち着くかなあ……と思ったら、

最後はやっぱり

『必殺』の沖雅也さんの話に。

渋谷から吉祥寺に着くまで、30分余り

居酒屋で飲んでいるが如く、

終始ごきげんだった赤ヤッケの人。

私とねこちゃんは疲れも忘れて

あの人の時代劇論に聞き入った。

おもしろかったなあ~。

ねこちゃんは、ちょっと悔しそうだった。

自分も必殺が好きだからだ。しかも沖雅也さんが。。。

「なんであの人に、ちょっとそこのベンチで

飲みませんかって、言わなかったの?」

と言うと、

「そんなことできませんよー。知らない人なんだし」

と呆れられてしまった。

そうかなあ……。

あんな人、そうはいないから、出会いを大切にした方が

いいと思うけど。。。

その夜。

沖雅也さんの出ている必殺シリーズを

ねこちゃんがDVDでガン見したのは

言うまでもない。

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4月30日快感

このところ、どうもお笑いライブに行く機会が増えた。

映画にも今までどおり通っていて

好きな作品に出会えば、

至福の時間を過ごせるのだけれど

なんだかこういうライブの方が、

今の世の中にマッチしているように

思えて仕方がない……。

瞬時に時代のうねりを捉えることが

できるからかもしれないけれど、

確実に勢いは加速している。

そしてなにより、

私はお笑いライブでかかっている

音楽を聞くのが好きだ。

破壊力があるような気がする。。。

今日は、

講談社の社長室保存資料委員会のAさんとK子さんの

「ROCK!」な女子会の楽しいメンバーで

アミーパークライプ(新宿シアターミラクル)へ。

U字工事さんの新ネタ(栃木にオリンピックを呼ぶ!)がウケた。

二列目の超近い席。

益子さん&福田さんの熱演を間近で見た。

物凄い汗!!!

ピシッとオチが決まっているしゃべくり漫才は

大変だろうと思うけれど、多くの人に豊かな笑いを与える。

私は前回、ハイスパットの紙パック飲料ネタで大笑いしたのだけど、

今回も、駄菓子屋ネタで爆笑してしまった。

それから水町享央さんの一人数人役の学園ドラマ!!

脳みそ夫さんや牧野ステテコさんなど

シュールな笑いが、かなり好きなので、

意味もなくイっちゃってるネタがポーンと来ると

笑いが止まらない。。。

昔、花月で見たジャズ漫画の木川かえるさんも

大好きだった。。。

笑いを共有できるというのは

サイコーにハッピーなことだ。

笑い= 快楽だし、絶対に!

そーいや

十代の終りに京都花月にゴザを敷いて、

そこに座って漫才を見ながら

酒と食べ物持ち込んで新年会をやったのが

懐かしい……!!!

今、ルミネでそんなことやったら

怒られてしまうけどね。

20代の頃、谷やんという、超面白いヤツ(ツレの弟)と

大阪のありとあらゆる劇場をまわり、

通天閣歌謡劇場や、朝日劇場にも

イヤというほど行ったけど、

なんど行ってもよかったのは、

(ホームレスのおっさん込みで)お客さんが自然体だった

ことだ。

おもしろいか、おもしろくないか、

そこだけだ、本質は。

シビアな眼に晒されている演者は

たとえ客がまばらでも真剣勝負。

客だって、中には明らかにメシ食う金を節約して

来ている人がいて、真剣そのものだった。

たとえ汚い劇場でも

神聖な勝負の場だった。

ライブ終了後、

我々「ROCK!」な女子達は

その名も

『アラビアンロック』という店に移動。

入り口で「開け~ゴマ!」

と叫んで、魔法のランプをスリスリすると

ドアが開いて、

ものすご~くスタイルのいいお姉さんが

アラビヤーーーーンな格好で現れた。

店内はアラブの雰囲気で、

メニューもアラビヤーーーンなネーミングがついていて

なんとなくウキウキ。。。

最初は

肉や野菜に呪文を唱えながら火をつけて焼いてくれたりするのが

楽しかったけれど、

けっこーマジな話になって、

話し込んでいたりすると、

いちいちショーアップして出されるのが

ちょっとメンド臭くなったりもして。。。

やっぱ、メシの味優先の

おつな店にしとけばよかったかなあ……。

本当は四谷の牛タンの店が

候補に上がっていたのだが、

私がそんなにタンを食べられないので、

変更して頂いたのだ。

すみません……。

でも、ほんのちょっぴり

忍者居酒屋も気になっていたりもして。。。

お笑いライブもよかったけれど、

AさんとK子さんと会うと

ものすごく癒されるし、元気が出る!

ハイレベルな笑いのセンスがあるのはもちろん、

気持ちがとってもストレートだからだ。

結婚を控えているAさんを

お笑いライブに引っ張り回すのは

ものすごーーく申し訳ないけれど

笑いのセンスのある人って

そうはいないので、

ぜひまたヨロシク。。。

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